美容師さんて、ちゃんとお昼ご飯食べてるんですか?
はい、お昼ご飯はきちんと取っています。
仕事中にお腹が『ぐぅ〜!』てなったら恥ずかしいですもんね。
カットしてる時もパーマやカラーしてる時も
お客様の頭の近くに私達美容師のお腹が位置するのでお腹が鳴ったら大変です。
ドライヤーやシャワーを使ってる時だったら音で隠せますけど。
今まで一緒に働いてきた同僚の中にもいろんな人がいてお腹が空いてくると、
笑顔が無くなり、しゃべらなくなる
機嫌が悪くなり、顔が怖くなる
意識がもうろうとしてるのか、人の言葉が耳に入っていない
こうなると仕事に支障が出るのできちんとお昼を取った方が良いと思います。
さて、お昼ご飯の取り方ですが、
一番忙しかった30代、マネージャー時代の話をちょっとしてみましょう。
まとまった時間が取りにくい業種なので、私は小分けしてお昼を取っていました。
例えば、一口おにぎりや稲荷寿司を準備して
バックヤードで1個食べたらフロアに戻る。所要時間1分、これを繰り返します。
パン類は噛む時間がかかるのでパス、特にカツサンドなんかはすぐに飲み込めないので絶対だめ!
プリンやバナナなんかも早く食べれるので良いですね。
予約状況で忙しくなると分かってる日は、妻にお願いして、
小さなおにぎりを30個くらい作ってもらって
『お腹すいたら、一時しのぎにどうぞ』ってバックヤードに置いてたら
一瞬で無くなり、私の分まで食べられてしまったなんて事もありました。
でも、スタッフの中には『そんなのヤダ!きちんと時間を取って食べたい』というのもいました。
そこんとこはスタッフの自由にしてたのですが、やっぱり忙しいとまとまった時間が取りにくいのか
午後8時くらいに、やっとお昼を取ってるスタッフもいました。
こうなると、他のスタッフが怒るんです「掃除の時間やろ、さっさと食え!』なんて。
『忙しくて食べれなかった!』なんて言うと、もっと怒られます。
『プロだったら、自分のお昼ご飯の時間くらい、自分でなんとかしろ!』と、
今思えば、けっこう厳しい環境だったみたい。
ちなみに今は、夫婦2人の小さなお店。
妻が作ってくれたお弁当を3回に分けて少しずつ食べます(11時、13時、16時)
決して忙しいわけじゃないんですが、昔の習慣が取れないようです。
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